外国人の賃金
外国人労働者というと、すぐ低賃金を連想しがちです。
たしかに、研修という名目で実質的には労働力として使ったり、不法就労の場合、そういったケースはきわめて多いのです。
しかも、外国人就労者全体の中で不法就労者の占める比率が高いから、そういったイメージを抱くのも無理からぬことでしょう。
たとえば、不法就労者で33歳の千葉在住のあるイラン人は、月10万円~12万5000円しかもらっていません。
労働時間は午前8時~午後5時です。
また、19歳のあるタイ人女性は、バーでホステスをしていますが、賃金はまったく支払われていないのです。
では、合法的に働いている場合、外国人の賃金はどのくらい支払われているのでしょうか。
東京都立労働研究所が行なった調査によれば、雇用形態別では外国人が正規の社員である場合、「日本人のほうが高い」の1..9%より、「外国人のほうが高い」が15.4%。
外国人のほうが賃金の高い比率がきわめて多くなっているのです。